新型コロナウイルスの感染拡大により困窮に陥った人々の生活を支援するために電気・ガス・通信事業者(携帯電話料金・固定電話料金・ネット回線)などが料金の支払い猶予措置が取られている。
実際どんな人がどのように支援が受けれるのか調べました。
電気・ガス
期限内の支払いが難しくなった家庭を対象に、2020年3月分(2020年3月19日以降に料金算定日を迎えるもの)、4月分、および5月分の電気料金の支払期日を各1カ月延長することができる。
延長には手続きは、各電力・ガス会社に直接連絡する必要あり。
対象者は具体的には新型コロナウイルス感染症の影響による休業または失業等で、各都道府県社会福祉協議会から特例貸付「緊急小口資金」・「総合支援資金」を受けている方や家庭などが対象。
あくまでも3/25から申し込みが始まる特例貸付を利用される人限定の支払い延長です。
電力会社 | 問い合わせ・お申込み先 | お問い合わせ |
北海道電力 | 送配電カンパニー業務部託送サービスセンター | 0570-080-500 |
東北電力 | お客さまセンター | 0120-175-466 |
東京電力 | ネットワークサービスセンター | 03-3509-1709 |
北陸電力 | お客さまサービスセンター | 0120-540-321 |
中部電力 | 新型コロナウイルス感染症特別措置専用ダイヤル | 0120-985-325 |
関西電力 | 当社コールセンター | 0800-777-8810 |
中国電力 | 受付専用フリーダイヤル | 0120-715-303 |
四国電力 | 四国電力お客さまサポートセンター | 0120-459-410 |
九州電力 | 当社営業所 | |
沖縄電力 | 沖縄電力ネットワークサービスセンター | 098-877-3225 |
今回の特例貸付は従来の低所得世帯以外に、休業や失業した人も対象にした特例措置ですので利用できる人も限られます。
通常の社会福祉協議会からの貸付は審査を行い貸付決定までに日数もかかるので、すぐには借りることが出来ないので注意が必要です。
通信事業者・携帯電話キャリア各社
では、通信事業者や携帯キャリア各社の電話料金やインターネットの利用料金などの支払い猶予や期限延長は、どうなっているのでしょうか。
対象となったのは、電気通信事業者協会、日本ケーブルテレビ連盟、テレコムサービス協会、日本インターネットプロバイダー協会です。
携帯各キャリアでは、NTTグループ各社(ドコモ・日本電信電話株式会社 等)、KDDI(au)、沖縄セルラー、ソフトバンクが対応を発表しています。
NTTグループ(ドコモ)
NTTグループでは携帯・固定電話料金、ネット回線など同グループが提供する各種サービスの料金の支払いを、支払期限が2020年2月末日以降の料金について、申し出があった場合は支払い期限を5月末日まで延長。
すでに支払いを延滞している人も対象?
受付開始は3月23日午前9時から
ソフトバンク・Y!mobile
ソフトバンクとY!mobileは携帯料金、SoftBank 光、SoftBank Air、Yahoo! BB、SoftBank ブロードバンド サービス、ODNなどのインターネット接続サービスの支払いを支払期限が2020年2月末日以降の料金について契約者から申し出があった場合、2020年5月末日まで延長。
受付開始は3月23日午前10時から
KDDI(au)
KDDIと沖縄セルラーは、携帯電話やインターネット回線、電気、ガスなど各種サービスの支払期限も延長。
支払い期限が2月25日となっている料金で、申し出があった場合に期限が5月末までとする。
受付開始は3月23日午前10時から