外出自粛でのテレワークやオンライン授業、オンライン飲み会などでビデオ会議システムやSNSアプリの利用者が急激に増加。
ビデオ通話サービスには、日頃から多くの人が利用しているSNSで、友だちになっている相手とだけ話せる「LINE」「Instagram」「Facebook Messenger」等で手軽に利用しやすい「SNS型」
ビジネスでの利用においては、ビデオ会議の利用に「Skype」「Chatwork」「Hangouts Meet」「Teams」「Zoom」等
同時に参加できる人数や用途において、さまざまなツールがあります。
今回は、自宅でWi-Fiや無線LANと繋いで利用している時にはあまり気にならないデータ通信量
Wi-Fiを使わずにモバイルデータ通信をした際、どれくらいかかっているのかを調べました。
人気の2つのツールを比較
よく耳にする「Zoom飲み会」
「LINE飲み会」や「Insta飲み会」ではなく、なぜZoomなのか?
その理由のひとつには、他のツールと比べて通信量が少なくて済むからと言われていますが、どうなのでしょうか?
ちなみにYouTubeで画質720pの動画を1時間視聴すると約1GBの通信量。
Instagramのインスタライブの視聴では1時間で約330MBのデータ通信量がかかります。
LINE
LINEの1時間あたりのデータ通信量は、おおよそ614MB。
通信量60分 | 最大接続可能人数 | 機能 |
614MB | 200人(PC版16人) | エフェクト |
既に利用している人が一番多いであろう「LINE」
LINEのグループビデオ通話は最大で200人まで、時間無制限で通話料無料で利用できます。
スマホでもパソコンでも利用できて、スマホでは顔や背景の加工ができるエフェクト機能があるので部屋や顔を隠すことができるのは便利。
Zoom
Zoomの1時間あたりのデータ通信量は、おおよそ540MB。
通信量60分 | 最大接続可能人数 | 機能 |
540MB | 無料版最大100人 | ホワイトボード・バーチャル背景 |
参加可能人数は最大1,000人、無料版でも100名まで参加できます。
ただし3人以上での利用は40分までの制限時間あり。
参加する人はZoomアプリやアカウントを持っていなくても、ビデオ会議の主催者から送られたURLリンクからビデオ会議へ簡単に参加可能。
まとめ
データ通信量はどちらも差はほとんど無く、1時間あたり5~600Mb
自宅でWi-Fiの環境がある中での使用であれば気にならない数値です。
LINEでのビデオ通話の悪いところは、映像が途切れたりすることが多いのと画質がそこまで良くないところ。
Zoomはセキュリティの指摘がされる以前は現在より通信量が少なく使えていました。
現在はアップデートされた事で通信料が増えてしまったのかもしれませんが、クリアな音声と映像、多彩な機能で今後さらに利用者が増えていくことでしょう。
自宅にインターネット回線の環境がない場合、外出先でもデータ容量や速度制限を気にせずにビデオ通話サービスを利用したい場合はポケットWi-Fiやインターネット回線の導入を検討しましょう。